広島アニメーションフェスティバル/最終日
閉会式と併せて,いよいよ各賞の発表。
観客の投票で選ばれる観客賞は,予想通り「マイラブ 初恋」。これは「ファーザー アンド ドーター」(邦題・岸辺のふたり)以来のグランプリとのダブル受賞か?と思いきや,国際審査員特別賞でありました。特別賞は他に「ア・バックボーン・テール」「モリール・デ・アモール」「メタモーフ」「技(Play)」「ラビット」「トラジック・ストーリー・ウィズ・ハッピー・エンディング」が受賞。「インソムニア」「年をとった鰐」は優秀賞でした。
新人に贈られる「デビュー賞」は鳥のさえずりを文字(?)で現した「バード・コールズ」(マルコム・サザランド/カナダ),大会創設者を記念して設けられた木下蓮三賞は「ザ・メモリーズ・オブ・ドッグス」(シモーネ・マッシ/イタリア),空想的幻想的ファンタスティックな作品に贈られるルネ・ラルー賞は「ザ・レギュレーター」でした。好き嫌いはさておき,やはり強く印象に残る作品は選ばれていますね。
大会テーマ「愛と平和」に最も相応しい作品に贈られる「ヒロシマ賞」は「ウルフ・ダディ」。こうゆうHappyな作品が受賞するのは嬉しいです。ヒュンユン・チャン監督,片言の日本語で「ワタシのハートはドキドキです」とコメントしていたのがなんか微笑ましかった(^^)アニメも韓流の時代が来るね。
そして,グランプリは「ミルク」(イゴール・コヴァリョフ/アメリカ・ロシア)。ストーリーが複雑で理解できなかったのですが(^_^;),けんじさんが「お父さんが牛乳配達のお姉ちゃんと浮気をして,子供ができちゃってどうしよーと思ってたら,お姉ちゃんは別の人と一緒になって町を出たので,あ~よかったってみんなでワインで乾杯するんだよ。主人公の男の子はお姉ちゃんが好きだったので,ちょっと淋しい気持ちなの。」と解説してくれました。えええ~~っ!!そんな話だったんかい。全然解らんかった(^_^;;;;) 難しいよう。私は難しくないのが好き・・・審査員とは趣味が合わないわ(笑)(今に始まったことじゃないけど)。
ということで,5日間にわたるお祭りは終了しました。
また2年後にネ・・・
◆共にコンペティションを完走した同志(笑)・さとさんのアニフェス日記デス(^^) 拙レポートと読み比べていただくのも一興かと。--->空想の裏庭・中庭の思索
◆同じく,最終日をご一緒したMASAさんの日記。--->つれづれ日記
◆こちらは,4日目・最終日をご一緒した はんちゃんの日記。--->ぼんやり帖
プチ情報。川本喜八郎監督「死者の書」が2007年に発売予定。
ジェネオンエンタテインメント株式会社より。
予価 税込¥6,090
今日は,MASAさん・はんちゃんも加わって盛大に(笑)打ち上げ。隣のテーブルもアニフェス流れらしき外国人ご一行様でした。過去の受賞作の話題から,もう1度見たいあの作品この作品。受賞後の上映会で上映されなかった作品のほうが見たい気持ちが強くなるよね~,など話して世は更ける。
って,明日も仕事だヨ~ン。
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