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2007.07.21

「夕凪の街 桜の国」初日

シネツイン2の初日舞台挨拶チケットが取れたので,行ってきました。広島は全国より1週間先行のロードショーです。
こうの史代さんの漫画のテイストそのままの,凛として温かな人々の姿と日々の暮らしぶりが心に沁みました。半世紀前と今と,姿は変わったけど,どちらも愛らしい広島の町が嬉しかったです。
パンフの映画評に「ものいえぬ人々」のヒロシマとありました。皆実さんが何故ワンピースをいやがるのか,防火用水に手を合わせるのか,髪飾りが「要らんようになる」のか・・・・言葉での説明はないけれど,静かに見つめる視線がすべてを語っている。原爆のことを知らない人には判るかな?とも思うけど,きっと伝わるよね。
「父と暮せば」の時もそうでしたが,広島弁の美しさが印象に残りました。他県の人からは(私も他県出身ですケド)「広島弁って喧嘩しているみたいに聞こえる」と言われますが,私は おばあちゃん達の話すゆったりした広島弁が大好きなのです。映画の中で皆実さん達が話しているのがまさにそんな広島弁で,いいなァ~~としみじみ(^^)

エンドロールが流れ終わると,満場のお客さんから拍手が沸き起こりました。映画見て,みんなで拍手できるって何かいいですネ。
続いて,佐々部清監督,麻生久美子さん(皆実),田中麗奈さん(七波)による舞台挨拶。終演後の挨拶とは珍しいですが,映画の余韻の残る中,いい感じでお話が聞けたと思います。麻生さんはスラリとして本当に綺麗な方。最近は「時効警察」のコミカルなイメージが強いけど,「CASSHERN」でルナを演じていたお人形みたいなコだったのですね。皆実は10年間女優をしていて初めて「この役は私が絶対演りたい」と思った役だそうです。監督曰く,キャスティングの決め手は「僕の"幸薄い顔"の女優ベスト3に入る女優さんだったから」とか(笑)「光栄です」と仰言ってました。麗奈ちゃんは映画では男前なイメージですが,妖精のように可愛い!映画の中での「じゃんじゃんかじゃ~ん!」といういかにも七波らしいフレーズ,実はカメラが廻っていない時に麗奈ちゃんが何気なく口ずさんだものがイメージぴったりだったので使われることになったのだとか。

(余)旭さんと七波さんの乗った651号の電車は,今も現役で走っている被爆電車。3番の宇品線でよく走っていて,私も通勤で時々乗ります。
(さらに余)西武新宿線の電車内のシーンで こうのさんがエキストラで出演されているそうです。わー,気がつかんかった!070721_1


初日来場プレゼントということで,クリアファイルをいただきました。わーい。
広島県外でご覧になる方は,28日(土)に公開されるすべての劇場でプレゼントされるそうですヨ。


--->映画『夕凪の街 桜の国』OFFICIAL SITE

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